これから空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節を迎えます。11月9日から15日までの1週間は「秋の全国火災予防運動期間」です。市民全員が火災予防に対するしっかりした知識をもち、皆の力で西宮を「火災のない街」にしましょう。
西宮市の平成26年の火災件数は117件(前年度比5件増)でした。件数が近年、ほぼ横ばいの状態です。火災による死者は2人(同1人減)、負傷者は25人(同17人増)です。主な出火原因については放火(疑いを含む)が34件と最も多く、次いで、たばこの22件でした。
住宅火災から命を守るため、
①寝たばこは絶対にしない
②ストーブを使用中は近くに燃えやすい物を置かない
③ガスこんろのそばを離れるときは必ず火を消す
④住宅用火災警報器を設置する
⑤寝具や衣類、カーテンに防炎品を使用する
⑥住宅用消火器を設置する
⑦高齢者などの災害時要援護者を守る地域づくりを進める
などが重要です。
市消防局は全国の住宅火災の死者数について26年は全体の69.5%が65歳以上の高齢者だったことを深刻に受け止め、27年度から民生委員と協力して高齢者の自宅を回り、住宅防災診断や火災予防の啓発を行っています。
火災警報器や消火器などの悪質な訪問販売によるトラブルが後を絶たない状況で、注意が必要です。これらの問題や火災予防に関する問い合わせがある場合は下記まで連絡してください。
西宮市消防局予防課(📞0798・26・0119)