20日までの市議会議員選挙の運動期間では、市民の皆様と西宮市の未来について考えたいと思います。その前提となる数字を説明します。私は現実を見据えて全ての市民にとって希望のある社会をつくりたいと考えます。

人口は４８万６７６８人

今年４月１日現在の推計人口です。平成２８年をピークに減少に転じており、市は１０年後、４７万８６２４人まで減ると試算しています。６５歳以上の人口は３０年１２月末で１１万４７６７人と１０年前に比べて約２万８千人増えており、１０年後には１２万９千人になる見通し。

保育所の待機児童数は４１３人

平成３０年４月現在の人数です。市は待機児童数を減らすため、２８年度からの３年間で保育所新設などで１２１１人の受け入れ枠を拡大しましたが、３０年４月の段階では前年の３２３人より大幅に増えました。待機児童対策は市の最重要課題の１つです。

一般会計予算は１８４１億円

今年度当初予算の金額です。社会保障関係経費は歳出全体の３２・２％、人件費は１９・６％。

職員定数は３９４６人

職員定数はこの４年間で計１５０人増えました。人件費の増大は財政状況を悪化させるため、行政改革を進め、定数を抑制する必要があります。

市債残高は１４３２億円

市の借金である市債残高の今年度末の見込み額です。市は１０年後には財政状況の悪化で１７２５億円まで増えると試算しています。一方、市の貯金である財政基金等の残高は今年度末の見込み額で１６９億円。１０年後には１５億円まで減る可能性があるとしています。

国民健康保険の１人当たり保険料は年間１２万１９０７円

今年度の金額で、前年度に比べ３・７％増えました。市は急上昇を緩和するため、これまで通りの一般会計からの６億円の繰り入れに加え、国民健康保険財政安定化基金から７億円の繰り入れを行いました。国保の財政運営の責任主体は３０年度から県になりました。市民生活に直結する重要な問題ですが、今後の保険料の動向は不透明です。

必ず投票に行きましょう
西宮市議会議員選挙の投票は２１日（日）午前７時から午後８時まで市内１１９か所の投票所で行われます。期日前投票は１５日（月）から２０日（土）まで西宮市役所東館７階や鳴尾支所、ららぽーと甲子園など市内８カ所で行われます。

街頭演説会にご参加を！　４月２０日（土）午後２時　網引公園　小雨決行・荒天中止　
選挙戦最終日の２０日（土）午後２時から網引公園（甲子園網引町７）で街頭演説会を開きます。１人でも多くのご参加をお願いします。