理念
1,146人の西宮市民の命を奪った阪神・淡路大震災から28年。あの日、私は南甲子園の自宅マンションで激しい揺れを経験しました。新聞記者として家具が散乱する自宅から取材に飛び出し、目の当たりにした光景を今も忘れることができません。阪神高速道路の橋げたが落ち、多くの住宅が倒壊していました。
なぜ、この震災で多くの犠牲者を出したのでしょうか。行政も市民もこれほど大きな地震が発生することを想定しておらず、防災対策が不十分だったことは間違いありません。私も報道機関の一員として震災発生の可能性があることを警告できなかった責任を感じてきました。
いま、南海トラフ巨大地震はいつ発生してもおかしくない状況です。阪神・淡路大震災の悲劇を絶対に繰り返してはいけません。徹底した防災対策を実施すれば、犠牲者数を大幅に減らすことが可能という行政の報告が出されています。要は行政と市民が一丸になって防災に全力で取り組むことだと思います。
どんな災害が襲っても1人の犠牲者も出さない。その思いを胸に、私は西宮市政に参画しようと決意しました。新聞記者の経験を生かし、問題の本質を突きつめて解決策を見つけ出していきます。
また、市政のさまざまな問題を池上彰さんのニュース解説のようにわかりやすくお伝えしていきたいと思います。市政への疑問やご意見を、かんの雅一までお聞かせください。
政策
かんの雅一が目指すもの
私は平成27年の市議会議員選挙で初当選し、2期8年にわたって市民の皆様のご支援、ご指導をいただきながら議員活動をしてきました。市民の皆様に心より感謝します。
次の6項目を基本政策とします。これまで進めてきた政策ばかりです。引き続きご支援をよろしくお願いします。
- 災害対策に全力を尽くします
- 徹底した行政経営改革を進めます
- 良好な子育て・教育環境を整えます
- 健康長寿の政策を拡充します
- 高齢者福祉・障害者福祉の充実に努めます
- 甲子園浜を守ります
地域密着の議員活動を続けます
私は自治会役員やNPO法人海浜の自然環境を守る会副理事長、甲子園地区埋立事業対策協議会委員などの地域団体や市民団体の役職をお引き受けして、市民の皆様と一緒に活動してきました。清掃活動や年末警戒にも参加してきました。
こうした地域活動は私の議員活動の根幹を担っている部分です。私は地域活動を通じて聞かせていただいた市民の皆様の声を市政に反映させることに全力を尽くしてきました。8年間で計16回行った私の代表質問や一般質問のテーマの大半は市民の皆様の意見や要望に基づくものです。私が市当局に強く訴えることができるのは市民の皆様の熱心な後押しがあるからです。