私が西宮市議会で所属する会派「蒼士会」は16日、解散し、同じメンバーで「会派・ぜんしん」を17日、結成しました。メンバーは草加智清議員、八木米太朗議員、澁谷祐介議員、はまぐち仁士議員と私の5人です。
私たちは一貫して二元代表制を尊重し、今村岳司市長の市政に対して是々非々の対応をしてきました。しかし、「蒼士会」は今村市長の出身会派であることから、「市長与党」のように見られることもありました。
こうしたことから、私たちは自分たちの目指す方向を明確にして、市当局と健全な緊張関係を維持する方針を内外に示すため、新会派を結成することにしました。
「新会派・ぜんしん」の趣意書は以下のとおりです。
「会派・ぜんしん」について
私たちは西宮市において市民の英知を結集し、市民の暮らしに根ざした行政サービスを推進するとともに、人口減少や高齢社会、財政難などの将来的な諸課題に備える体制づくりを進めるため、さまざまな施策を分析し、具体的な政策提案を行うための政策集団「会派・ぜんしん」を平成27年11月17日、結成しました。「会派・ぜんしん」が目指すものは下記のとおりです。
記
1.二元代表制を尊重します。
「会派・ぜんしん」は二元代表制を尊重し、市長をはじめとする市当局と健全な緊張関係を保ちます。各議案に対してはその内容を十分に吟味し、当局に対して政策を中心に是々非々の対応をします。
2.民主主義を尊重する保守系議員で構成します。
「会派・ぜんしん」は民主主義を尊重し、市議会の自由闊達な意見交換のうえで市政が進められるように全力を尽くします。「会派・ぜんしん」は伝統と文化を尊重し、それらを育んできた日本と兵庫県、西宮市を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与したいと考える保守系議員で構成します。
3.市政の推進を最優先します。
「会派・ぜんしん」は市議会議員の本分を重視し、市政の課題に集中して取り組みます。市政の政策課題について共通の意見をもつ会派とは国政・県政についての意見が異なっても政策ごとに連携します。
4.会派で結束して行動します。
「会派・ぜんしん」は会派内で政策について徹底的に議論します。そのうえで、会派として決定した議案や政策については会派の全員が一致した行動を取ります。
5.会派内で情報を共有します。
「会派・ぜんしん」は会派内で自由闊達な情報交換や意見・討論を行い、情報を共有し、調査・研究活動に積極的に取り組みます。
以上